ロシア語、一通り基本の文法を終えることができました。
ロシア語の名詞、代名詞には6つの格があります。
主格、生格、与格、対格、造格、前置格。
それぞれ男女中の性と複数形がありますので、一度には覚えきれない。
何から覚えていこうかなと考えて、主格は一番大事なので自然に覚えるとして、生格がとても大事だということがわかりました。
生格、意味からすると、「~の」という意味になるので、たとえばマキシムの、といいたいときに、英語だとMaxim'sになると思います。ロシア語だと、Максима / maxima 最後にA がつきます。マキシムの車は、машина Максима.
生格の用途はこれだけではないです。
否定生格(~は~でない)
Максим дома.マキシムは家にいます
Максима не дома.マキシムは家にいません
否定生格といって、否定文のときの主体は生格になります。
活動体の対格は生格になる(~と会いました)
Я купил журнал.雑誌を買いました
Я пробел Максима.マキシムに会いました
活動体の対格は生格になります。男性名詞単数の主格と対格は同じ形なので、語順を問わないロシア語の場合に、対格のままだとどちらが主体になるかわからなくなるから、だそうです。複数の場合は女性、中性も同じく生格になります。
所有の構文У меня есть
У моего сына есть экзамен. 息子は試験があります
よく使う所有の構文でУの後につくのは生格。
比較級で比較対象が生格になる(~より)
Россия больше, чет Япония.ロシアは日本より大きい
Россия больше Японии.ロシアは日本より大きい
生格の作り方
男性単数 -а журнала
女性単数 -ы книгы ※複数形と同じ
中性単数 -а письма ※複数形と同じ
形容詞 -ого/-ей/-ого нового/ногой
代名詞 -его/-ей/-его вашего/ вашей
男性複数 -ов журналов
女性・中性複数 語尾なし книг
形容詞複数 -ых/-их новых
代名詞複数 -их ваших
その他の生格の用法
для+生 ~のために
после+生 ~の後で
без+生 ~なしで(without)
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